感情論を持ち出して失笑を買う松井やより

smallworldjp2005-03-17

台湾併合について、松井やより氏と当時台湾総統府国策顧問の金美齢氏との対談VTRがあった。松井氏は、戦前国家を「悪い国家」だと言い切った。その理由は、当時アメリカのGNPの10億分の1しかない(諸説あるが、金本位制であったにせよ、10億分の1ということはまず有り得ないと考えられる。)日本が戦争に参加し、たくさんの兵隊を殺すことになり、よその国に行って敵を殺したり強姦することによるのだと言う。さらに、特攻隊は若者を弾に使った国家は悪以外の何物でもないと。それに対し金氏は、あの戦争は無謀で愚かなものだったが、一言で悪い国家と言い切ることは間違っていると反発。その際、松井氏は「強制連行して殺した国家を女性として認めたくない。男性は(戦争が)好きかもしれない。(日本は)男性が権力の中心にいることが問題だ。」と言った。周りの討論者からは、「それは極論だ。」と失笑と罵声が飛ぶ。他にも田嶋陽子も真っ青の感情論満載の発言を繰り返す。朝日新聞のクォリティの高さをうかがわせる持論を展開する。

台湾の人が日本語を使ったり、日本語の歌を歌ったり懐かしがったりするのは、松井氏によれば「非常に卑屈」なのだという。だが、この人自身に台湾に対する差別があるから、このような発言が出てくるのだろう。この後も「私じゃなくて台湾の友人がそう嘆いていたから、台湾人が言ったことは私も同感だ。」と苦しい言い訳をする。

各週刊誌でも明らかになっているが、この松井やよりはNHK問題において、安倍晋三氏の自宅にしつこく訪問し「(政治介入したことを)認めないと大変なことになりますよ。」と恐喝した渦中の朝日新聞某記者が、母のように慕っていた人物である。2001年1月30日NHKで放送した『戦争をどう裁くか』の第2回「問われる戦時性暴力」において、「昭和天皇は有罪である。」との判決を出した「女性国際戦犯法廷」の構成員でもある。強制連行、慰安婦問題の一部を捏造し、日本中に癌細胞を撒きしらした張本人である。目にも留まらぬ完璧な連携プレイ。圧力、誘導、捏造、あらゆる手を尽くしてストーリーを作り上げることができる朝日新聞記者の取材力と文才に、他紙から感嘆の声が挙がった。

「女性国際戦犯法廷」で昭和天皇に有罪判決

記事で綴る輝かしい朝日新聞社史

「日本軍性奴隷制を裁く2000年女性国際戦犯法廷」