半沢直樹最終回の名シーン

半沢と近藤は慶應義塾大学の剣道部同学年で、東京中央銀行に同期入社した。近藤はシステム部を経て、田宮電機に出向していたが、とあることから銀行に戻れることになる。

半沢「近藤、生きていくって大変だな。ときどき思うよ、なんで銀行員なんかになっちまったんだろうって。ノルマはきついし、同僚とする話はいつも金や人事のことばかりだ。転勤はつきもので、そのたびに家族にはつらい思いをさせる。ひとつでも汚点を作ればすぐに出向だ。お前みたいになりたくもない病気になっても、周りの奴らから謝罪の言葉の一つもない。なった人間が悪いと言わんばかりに、片道切符の島流しだ。だが、おまえは自力で戻ってきた。広報部はお前の夢だったんだろう。それを手に入れたんだ。いいじゃないかそれで。」

近藤「半沢、でも俺は、そのためにお前らを裏切ったんだぞ。」

半沢「なんでだろうなあ、裏切られた気がしない。お前は田宮電機を立て直そうと必死にがんばった。その結果、田宮社長を説得して証言を手に入れた。だったらそれをどう使うかはお前の自由だ。お前はそれを使って銀行復帰を果たした。それはお前の実力だよ。俺がお前でも同じことをしたと思う。誰だって生きていくには金も夢も必要だ。お前は銀行員として当然の選択をしただけだ。報告書のことは気にするなよ。もともと俺がひとりでやるべきことにお前を巻き込んじまったんだ。お前は何も悪くない。よかったな、銀行に戻れて。」

近藤「すまん、、すまん・・・」

銀行の法人営業について

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