中国で退役軍人が建国以来最大規模の抗議活動

[北京 15日 ロイター]中国人民解放軍関係者や目撃証言によると、中国の北京で今週11日から13日にかけて、退役軍人約2000人が恩給の引き上げを求める座り込みを行った。

退役軍人による抗議活動としては、1949年の中華人民共和国建国以来、最大規模で、これまで軍の助けをかりて政権を維持してきた共産党内部では、警戒感が強まっている。

ある軍関係者は、ロイター通信に、「政府は不意をつかれた。退役軍人が、今後も抗議活動を続け、社会混乱を引き起こすのではないかと懸念される」と述べた。

これも中国に関するニュース。やはり、中国共産党への不満感情は拭い去れないようだ。反日作戦にいくら依存しようとしても、政府への不信感が募るばかり。このままでは中国人民と中国共産党の暴動、すなわち天安門事件の再来となっても何ら不思議ではない。中国人が全てあんなバカな反日運動をやっているわけではない。ごく一部の「ならず者」がやっているだけだ。というより、そうであると信じたい。良識な、政府の悪行を見抜く目を持った人々はたくさんいる。今、彼らが戦わなかったら誰が戦うのか。いよいよ不安定になってきた自由経済と独裁政治の体制。全てはデモクラシーから始まる。彼らとて自由を希求していることは明々白々だ。彼らこそが、その腐りきった牙城を崩すことのできる救世主だ。