反日デモ、在外公館警備に自衛隊員派遣も検討

smallworldjp2005-04-16

町村信孝外相は14日午前の参院外交防衛委員会で、中国の反日デモ日本大使館に投石が行われたことに関連し「(大使館員が)安心して仕事ができるようにしっかりとした警備がどういう形で可能なのか、関係省庁と相談しながら対応しないとならない」と述べ、在外公館警備に自衛隊員を派遣するなどの対策を検討する考えを示した。岡田直樹氏(自民)の質問に答えた。

外務省はイラクで03年に起きた外交官殺害事件を受け、イラクアフガニスタンなど危険度の高い在外公館への自衛隊員派遣を防衛庁に働きかけているが、調整が難航している。大野功統防衛庁長官は同委で「自衛隊として任務遂行のためにどのような法的措置が必要なのか、前向きに検討したい」と答弁、自衛隊員が在外公館を警備するためには新たな法整備が必要との認識を示した。(毎日新聞

とんでもないニュースが飛び込んできた。なんと中国の反日デモを食い止める故、自衛隊を派遣することを検討しているという。このシナリオはまさに盧溝橋事件から支那事変へと続く歴史と、どうしても重なって見えてしまう。なぜ自衛隊なのか。それほど危険な任務だということだろうか。自衛隊にとって、サマワよりもひょっとしたら危険な地域かもしれない。