イラク開戦から2年 人質事件 民間人誤射

smallworldjp2005-04-14

当時マスコミの記者らも「自作自演説」を口にしていた。可能性は捨てきれないとして。

From: 浜辺哲也
Date: 2004年4月16日(金) 午前7時44分
Subject: 自作自演説の情報源、実は官邸(週刊誌報道)

自作自演説の情報源は官邸(週刊誌報道)

今井さん、高遠さん、郡山さんと面識はないのですが、3人が無事解放されて我が事のように嬉しく感じ、ホッとしました。しかし、解放されていない2人の邦人人質、ファルージャの状況など、問題は解決していません。

今回、私の気持ちを暗くさせるのは、ご本人やご家族に対する誹謗中傷が行われ「自作自演説」がネットを中心に流布されたことです。

この「自作自演説」の「根拠」を検証するページがありました。これをご覧いただければ、如何に根拠薄弱であるかが分かります。http://www.creative.co.jp/top/main1289.html

この「自作自演説」の情報源が、実は総理官邸であるという記事が次の3誌で取り上げられています。

週刊文春4月22日号P28〜29 「自作自演ではないか」との疑念
週刊新潮4月22日号P34〜35 「官邸」にまで達していた「自作自演情報」
●FRIDAY 4/30 P10〜11 小泉&官邸「許されざる家族への暴言!」オフレコ言行録

週刊新潮によると、警察庁から出向中の小野次郎首相秘書官と飯島勲秘書官との間で、当初から自作自演の可能性が話し合われていたとのこと。週刊新潮ですら「被害者に対して失敬な憶測」と評しています。

週刊文春によると、事件発生当夜「自作自演」の疑念が官邸で蔓延し、事件翌日、疑念を裏付ける証拠のごとくネット上に飛びかった書き込みが「捏造物」だったことが明らかになった後も疑念は根強く残り、このために初動が遅れたことは否めないと官邸記者が語っているそうです。

FRIDAYでは、小泉首相の側近や公安担当部門が、記者たちに「調べてみろ」と圧力をかけていた形跡があるという全国紙政治部記者の発言を紹介しています。

官邸が自作自演説を流していたとは、驚きを通り越してしまいます。

だから、事件直後に「自衛隊は撤退せず」という発言が政府首脳から自信をもって飛び出したのでしょうか。政府首脳の発言を聞いたご家族の気持ちになれば記者会見で感情的になったり、自衛隊撤退を訴えることを非難できないと思いますが。

http://groups.yahoo.co.jp/group/TV-media/message/148

事件勃発直後の「2ちゃんねる@ニュース速報」に「自作自演」の第一報が入った。官邸にまで達していたというより、官邸が発信したのではないかという疑惑だ。瞬く間に噂は広まり、スレッドと呼ばれるトピックはPart200を超えた。実は最初の人質事件の際には、密かに自衛隊の撤退論が政府からも出ていたという。小泉首相は「たとえ死者が出たとしても自衛隊は撤退しない。」ということを世論の反発を恐れ、明言することができなかったのだ。だから、自己責任とか自作自演という言葉を流行させ、自衛隊から意識を逸らそうとしていった。

ただ、被害者3人とも事件後に本を出版しているが、こういうことは予測されていた。本当にボランティアのみに専念したいならば、それを否定はしまい。お金のためとか、名誉のためと思わせてしまうような言動や行動が、一般人の反感を買うのではないか。イラクの子供たちは気の毒としか言い様がないのだが、世界で飢餓や戦争に苦しむ人々はそれだけではないはず。新宿駅の夜のホームレスたちも、同じように助けてあげたいと思ってもいいはずだ。また、北朝鮮で飢えに苦しむ子供たちはほったらかしだろうか。彼らにとってより「善い」選択とは何かを、市民運動家の彼らには明確にしていただきたい。北朝鮮核兵器を持つ権利を、とか北朝鮮の核はキレイな核とか言い出すような人たちを信頼する気にはとてもなれない。