現代自動車は西武球団買収を…堀江社長、韓国紙会見で

ニッポン放送株の議決権総数の過半数を取得したライブドア堀江貴文社長は、30日付の韓国紙「中央日報」の会見記事の中で、「韓国企業が日本市場で最も不利な点はブランド。
例えばプロ野球の西武球団のようなものを(韓国の)現代自動車が買えばいい」と述べ、韓国企業に対し積極的に日本企業の買収に乗り出すよう“助言”した。(読売新聞)

金さえあれば何でも買えるというのは確かに正論かもしれないが、金で伝統や文化を破壊することには納得できない。第一、堀江氏は生粋の日本人が、現代(ヒュンダイ)のチームのファンになって、応援してくれるとでも本気で考えているのだろうか。その強硬な姿勢がファンの嫌悪感を煽るだけではないか。いくら現行のメディアを批判して、現体制を変えてくれそうな堀江氏でも、この発言はいかがなものか。余計な敵を作ることになりはしないか。今まで噂はいくらでもあった。ジャーナリストの二階堂豹氏もそこを指摘していた。もしも、彼の指摘が的中していたとしたら、なぜ今回の標的がフジだったのか、そしてなぜ正論「産経」だったのかも見えてくる。実は孫氏率いるフジの救世主・ソフトバンクも堀江氏とグルになっているなんてことも「想定の範囲内」には入れておいてもよいのかもしれない。