作られた韓国ブームと日本の均衡を保つ抑止力の成分

smallworldjp2004-06-30

今回はひとつのテーマにとらわれず、ここ数日に及ぶ討論の中で得られた雑多なネタを紹介しようと思う。

今や、ワイドショーでは、朝から晩まで韓国のエンターテイメントが紹介されている。いや、むしろ「あたかも韓国ブームが日本に訪れているかのように報道されている」と言ったほうが妥当かと思われる。つまり、ペ・ヨンジュンやらチャン・ドンゴンが、実際に支持されているかどうかを確かめる手立ては何もないということだ。テレビ朝日からフジテレビまでが、連日連夜この「イケメン韓国ブーム」を叫ぶ。だが、やはり「常に世の中は、力の均衡が保たれている。」と教えてくれた我が心の師の言うとおり、それは必然に「抑止力」となるべく生まれた存在なのだという。したがって、この空前の韓国ブームもやはり作られたものなのである。

拉致事件発覚以来、北朝鮮に対する市民の監視の目は、よりいっそう厳しい様相を呈している。本来ならば、拉致された国民を取り戻すのに、どうして援助が必要なのか。そう考えるのが普通である。そう考えようとする以前の人間は別としても、冷静に考えれば、強盗に身代金を払って盗品を奪還して、喜んでいる姿はどう考えてもおかしい。北に対する、不信感が極まったときに何が起こるのか?それは戦争である。北朝鮮は悪者だけれども、南朝鮮はこんなにいい人間ばかりだ。だから、もっと仲良くしよう。最近の韓国ブームは、そのように代弁しているように聞こえても無理はない。作られたものになかなか気がつかないのが、我々のよくない癖である。「こんなに韓国が日本でブームなんだ。日韓併合や強制連行の歴史による謝罪もしなくていいんだ。」視聴者の脳はこんなふうに働くのではないかと考える。

だが、やはり、この話題にも「抑止力」を抜きにして語れないのだ。戦後保障はとっくの昔に解決済みである。それを、奴らは「謝罪と賠償を要求する。だからもっと金をよこせ。」と、まるでゴキブリのように迫ってくる。それは北朝鮮に関しても、まったく同じである。だから、前回の首脳会談では米および医薬品の支援をせざるを得なかった。作られたブームにまんまと騙される姿は、何とも滑稽だ。裏に秘められた抑止力となるメッセージを読み取らねば、奴らの思うように金を取られるだけである。

本当の背後関係は、残念ながらここに書くことはできない。キーワードは闇社会と在日朝鮮人である。パチンコが本当は在日朝鮮人の資金源になっていて、その売り上げは北朝鮮に流れているという事実がある。右翼団体と報道されるもののほとんどが、間違っても右翼団体などではないということ。仮面を被って、権利を享受し、日本を食いつぶす、言わばスパイもたくさん送り込まれている。常に裁判が正しく行われるとは限らない。タブーを無条件で、排除する傾向があるのである。世の中には、報道されないタブーが無数に存在している。そのタブーが見えなくされているから、北朝鮮拉致核兵器問題も一般人には不可解な点が残るのだ。世の中のあらゆるものが、均衡を保つため、抑止力が働いているのである。

「俺は北朝鮮との国交正常化を願っているもの。」何を寝ぼけたことを言っているのだろうか。本当にそんなことが可能だと思っているのだろうか。ただ、これだけは言える。そのような、背後の世界で利益を得、さも現実世界では救世主のように装っている連中を人間とは呼ばない。ただ、ピラミッド式に繁殖するゴキブリと同等である。人間と人間は喧嘩ができる。ゴキブリとゴキブリでも喧嘩はできる。ただ、キッチンにわいたゴキブリを人間が見つけたからといって、それを喧嘩とは呼ばない。人間様はゴキブリをスリッパでぶっ叩いて殺すだけである。ゴキブリを駆除せぬ限り、泣き寝入りを強いられる人々の存在はなくならない。

「反日韓国」に未来はない (小学館文庫)

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