為政者たちが愛国心を育成する教育現場

smallworldjp2004-05-28

(日本人だったら、国歌を歌うのは義務ではないか?)
だから、歌わなくてもいいんだよ。歌わなくても安全を保障されるのが、真の民主国家だと思うよ。歌わない自由もひとつの表現でしょ。それが急進的なものになると、国のために死ねるか、死ねないかというくだらない議論になってくる。

(もし、真に国民が自分たちの自由と権利と安全を保障してくれる社会機構としての国家を容認したら、強制させずとも、国旗や国歌を大切にするね。今の日本国家には、国民不信が頂点に達しているから、為政者は強制させようとしている。これは自由と民主主義を掲げている日本のする行為では無いね。)
アメリカを例にとってみると、強要せずとも、国民の中に自然とナショナリズムが芽生えているのだということがわかる。例えば、9・11のテロ以降、国民は一致団結してテロ撲滅に賛同した。アメリカの他国への報復や、それに類する攻撃の正当性は抜きにしても、国民を愛するという観点ではブッシュは役割を果たしていると言えそうだ。NY市民たちが一斉に「USA!USA!」と唱える風景があった。ナショナリズムやペイトリオティズムを割かしタブー視してきた日本国民にとって、それはすこし異様に映った。拉致問題を境にして、国民の中にもナショナリズムがふつふつと起こりつつある。愛国心とは、決してそのスタイルを強要されたりして生まれるものではない。

(米国は1950年代のレッドパージとかベトナム戦争の失敗の教訓があるから、リベラル派が勢いを盛り返すと思うね。首切断の映像?見たよ。本当の戦争の現実を見せられた。)
それはまず間違いないだろうね。共和党が勢力を持続するのは困窮を極めるだろう。未だに、ブッシュの支持率が4割を保っている事が本当に疑問だ。ただし、イラク戦争の支持率はそれよりも遥かに落ち込んでいる。イラク戦争の正当性の説明のしづらさを露呈している。米国民もバカじゃない。