世界で観測された地震で歴代4番目の規模

過去120年以内に、観測された世界の地震の規模でも4番目に大きい地震ということがわかる。エネルギー換算では、阪神大震災の175倍、1923年の関東大震災の32倍の規模となってます。下記表を参照。つまり、1896年以降、日本人が経験したことのない規模の地震だということです。恐ろしいね…核兵器よりもっともっと恐ろしい。

J=エネルギー換算(ジュール)、t=TNT換算

2 ×10^15(P) J
48万 t
Mj7.0: 福岡県西方沖地震 (2005年)
Mj7.3: 阪神・淡路大震災 (1995年)

11 ×10^15(P) J
260万 t
M7.5: 新潟地震 (1964年)
M7.9: 関東大震災 (1923年)
Mw7.9: 四川大地震 (2008年)

350 ×10^15(P) J
8,400万 t
Mt8.5: 明治三陸地震 (1896年)
Mw8.3〜8.6: 貞観三陸地震
Mw8.8: チリ地震 (2010年)
Mw8.9 (M8.8): ★東北地方太平洋沖地震 (2011年)

2 ×10^18(E) J
4億8,000万 t
Mw9.2: アラスカ地震(1964年)
Mw9.1〜9.3: スマトラ島沖地震 (2004年)

11 ×10^18(E) J
26億 t
Mw9.5: チリ地震 (1960年)
これ以上の規模の地震は実測でも地質調査でも発見されていない。

今回の地震が、どれほどの規模だったかがよくわかると思う。