小室哲哉逮捕に思う

小学校、中学校、高校を通して、本当にこの方の作った音楽ばかり聞いていた。特にglobeなどはCDが擦り切れるほど聞いたと言ってもいい。正直、今回の逮捕はかなりショックである。
本当に「なぜ、これほどの才能を持ち合わせた人間が、ここまで堕ちていってしまったのか」ということである。
栄枯盛衰、乗車必衰と簡単に言ってしまいたくないのだが、とにかくこの小室哲哉という音楽家の存在は、あまりに大きすぎる。
youtubeではこんなコメントを見つけた。

悲恋の結末へ続くシンデレラ・ストーリーと
心の安らぎ得られぬ天才の栄枯盛衰。

そんな未来など欠片も感じさせない若い二人が
狂乱経済崩れゆく時代の中でまばゆい輝きを放つ。
まるで小説の登場人物を観ているようだ。

この物語の顛末はどうなるのだろう。

まるでシンデレラのようであった華原朋美も、天才であった小室哲哉も、今となってはほとんど日の目を見ることはなくなった。共に栄華を極めた2人が、堕ちるところまで堕ちていってしまうのは本当に悲しい。特にこれらの曲など、次の世紀にも必ず語り継がれる曲だと思っている。